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【保存版】サロン開業はいつから準備すべき?初心者向けスケジュールと準備完全ガイド
2025.08.27 (更新日:2025.12.02)
「サロンを開業したい!」と思ったとき、まず気になるのが「いつから準備を始めればオープンに間に合うのか?」 というスケジュールのことではないでしょうか。
また、物件探し、見積取得、資金調達、内装デザイン・工事、スタッフ募集、届出など…。
夢のある一方で、初めての人にとっては「やることが多すぎて何を準備して、何から始めればいいの?」と準備する内容も気になりますよね。

そこでこの記事では、サロン開業の初心者でもわかりやすいように、オープンまでの流れと準備について時系列で解説します。
これを読めば、サロンオープンに向けた全体像がつかめて、スケジュールの不安が解消されます!
ぜひ最後までお読みください。
目次
結論:サロン開業は【6ヶ月前】から準備を始めるのが理想
もちろん、同業種の居抜き物件を使ったり、シンプルな内装にすれば3〜4ヶ月でのスピード開業も可能ですが実際には…
- 良い物件がなかなか見つからない
- 融資審査に1ヶ月以上かかる
- 予算や物件の都合でデザインがなかなか決まらない
- 材料の手配に時間がかかり、施工業者のスケジュールが混み合う
といった理由で予想以上に時間がかかるケースが多いのです。
だからこそ、余裕をもって最低でも半年前から準備を始めていきましょう。

オープン予定月を【0ヶ月=開業】として、そこから逆算して流れを見てみましょう。
【6~5ヶ月前】方向性を決める・資金計画・物件探し
- 美容室?アイラッシュ?ネイル?→ サロンの種類を決める
- どんなお客様に来てもらいたいか? → コンセプトを考える
- 開業資金の目安を把握する → 設備や工事の見積もりを取る
- 融資が必要なら金融機関に仮相談 → 総資金の最低1/3の自己資金を用意
- 希望エリアで物件探しを始める → こまめなネット検索と不動産会社へのアプローチが大事
最初は「方向性」と「お金の目処」を立てることが大切です。
また、成功の三割は立地で決まると言われるくらい物件は営業戦略の大事な一部です。良い物件が出た際にすぐに動けるよう、不動産+設計施工会社にも声をかけ協力体制を作っておきましょう。

【4ヶ月前】物件契約・設計スタート・融資申込
- 内覧して物件を絞り、決定する(設備やレイアウト、インフラが条件を満たしているか確認)→ 融資が通っていると契約がスムーズ
- デザイナーに相談しプランを考える
- 施工会社に概算見積を作ってもらう
- 設備機器や広告等の見積を取る。
- 金融機関に融資を正式に申し込む
- サロン名・ロゴを決める
この時点で「お金」「物件」「デザイン」を動かし始めます。
施工会社が決まっていればこの時点で概算費用が出せますので、工事予算を把握した上で融資の申し込みをします。
スタイリングチェアやシャンプー台などの美容設備機器、広告等の予算などの準備物もこの申込時点で必要資金として追加します。
融資審査は通常2〜3週間から1ヶ月ほどかかることを見越しておきましょう。
物件の契約ですが、融資が通っていない場合契約してもらえない場合があります。仮に同じように借りたい人がいたとして、融資審査が通っている人とそうでない人の場合、貸す側としては「融資審査が通っている人=資金準備の目処がついている人」に貸したいと考えます。
スケジュール調整が難しい部分ではありますが各所へのこまめな連絡が大切です。

【3ヶ月前】融資確定・デザイン確定・設備発注
- 融資が実行され資金が振り込まれる
- 内装デザインを最終決定 → 材料の欠品・手配にかかる時間なども考慮して早めに固める
- シャンプー台やチェアなどの美容設備機器を発注
ここで「お金」「デザイン」「設備」が揃い始めます。
注意したい点としては、内装デザインの仕様(細かい寸法や床壁天井の素材、水回りの設備機器、照明コンセントの計画など)の決定が遅くなると、材料の発注が遅れたり欠品があったりスケジュール通りに進まなくなり、オープン日に遅れが生じてしまうことです。
全て決めなければならないので大変な作業ではありますが、ひとつひとつToDoをこなすイメージで頑張りましょう!

【2ヶ月前】内装工事・SNS等告知スタート
- 工事着工(小規模店舗であれば通常1ヶ月程度)
- 並行してHPやSNSアカウントを開設 → 投稿スタート!
- (必要であれば)スタッフ募集・面接を実施 → SNSを活用したり地元情報誌がGood!
- 保健所など各種申請もお忘れなく
工事中にできることを並行して進めると、オープンまでの準備期間短くても開業がスムーズになります。工事の前後には消防関係の申請、工事後には保健所への申請・検査が必要です。
許可が降りないと使用・営業はできませんのでこちらもお忘れなく!

【1ヶ月前】備品の準備・開業届・プレオープン
- タオルなどのリネン類やサロン商材など備品を準備
- 電気・水道・ガス・インターネットなどインフラ契約
- 税務署に開業届を提出
- キャッシュレス対応など決済サービスの導入 → 連動して帳簿がつけられるものが◎
- チラシ配布やSNS広告で継続的な集客を開始
- プレオープンでお客様の動きとスタッフの動線をチェック
オープン前の細々した備品を準備します。お金の動きをきちんと帳簿につけておきたいので、会計ソフトやキャッシュレス決済の導入も考えておきましょう。
またプレオープンを行い営業時のオペレーションをチェックして直せるところは修正したり、お客様が来店しスムーズに営業できる流れを作っておくと良いですね。

無事、オープン!
- 予約枠は余裕をもたせる → 質の高い接客でリピーター獲得
- 友人・SNSフォロワー・既存のお客様に来てもらう → 口コミを書いてもらうと◎
- 初月は改善点を洗い出すつもりでスタート → 改善を繰り返してお客様満足度を上げる
個人オーナー様の場合、広告宣伝にかけられる費用には限りがあることも。既に使っていたり、認知度の高い宣伝ツール(ホットペッパービューティーやSNS)へ口コミを書いてもらったり、リポスト、タグ付けしてもらうことで認知度を高めていくことが大切です。
またオープン初月は買い忘れた備品の追加購入やオペレーションの見直しなど、まだまだ完璧ではない状態。改善を繰り返すことでお客様満足度を高めて、良いサロン作りをしていきたいですね。

【補足】スピード開業の場合はどうする?
「とにかく早くオープンしたい!」という人もいるかもしれません。
その場合、以下のような工夫が必要です。
- 内装デザインをシンプルにする(工事期間を短縮)
- 同業種居抜き物件を選ぶ(配管・設備が使える)
- 自己資金のみで動き、融資を使わない(申請準備の時間を省略)
これらを組み合わせれば最短3ヶ月程度での開業も可能ですが、特に内装デザイン面で使いたい建材が欠品中であったり入荷が間に合わず、結果的に妥協する部分も多くなるので要注意です。
まとめ:サロン開業は逆算スケジュールで安心に
サロン開業は、「オープン日から逆算してスケジュールを組む」ことが成功のカギです。
特に早めに動くべきなのは、
- 物件探し(人気エリア・優良物件はライバルも多くすぐ埋まる)
- 資金計画・融資(審査や書類準備で時間がかかる)
- 設計・施工の計画(繁忙期は材料の手配や業者の対応が順番待ちになることも)
開業初心者の方ほど、余裕を持った準備をすると安心です。
しっかりスケジュールを逆算しながら、理想のサロンを形にしていきましょう!

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最後までご覧いただきありがとうございました。
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