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トリミングサロン開業に必要な設備と内装デザインのポイント【チェックリスト付き】
2025.09.30
「自分のトリミングサロンを開業したい!」
そう思った時、気になるのが どんな設備を揃えるべきか、どんな内装デザインにすればよいか という点ではないでしょうか。

目次
はじめに

ペットサロンは、美容室や飲食店とは違い「犬が安全・快適に過ごせる環境」と「飼い主様が安心して通える空間」の両立が求められます。さらに、日々の作業効率を高めるためのレイアウトや設備選びも欠かせません。
今回は、トリミングサロン開業に必要な設備と内装デザインのポイントをチェックリスト形式で解説します。
トリミングサロン開業に必要な設備チェックリスト
トリミングサロンの設備は「犬の安全・快適さ」と「トリマーの作業効率」に直結します。最低限揃えておきたい設備は以下の通りです。
1. トリミング台
- 高さ調整が可能(電動式や油圧式が理想)
- 滑り止め加工あり
- 小型犬から大型犬まで対応できる耐荷重
ポイント:腰の高さに合わせて作業できる台を選ぶと、長時間の作業でも体の負担を軽減できます。

2. シャンプー台(ペット専用シンク)
- 大型犬も入る深さ・広さ
- 滑り止めマット設置可
- 排水しやすい構造
- 給湯設備あり(お湯の温度調整がスムーズ)
ポイント:業務用の大型シンクは必須。物件選びの段階で給排水管の位置や容量を確認しましょう。

3. ドライヤー・ブロワー
- 風量が強くスピーディーに乾かせる
- 騒音が少ない(犬のストレスを軽減)
- スタンドタイプで両手が使える
ポイント:大型犬や毛量が多い犬には強力なブロワーが便利。音に敏感な子には静音タイプを準備すると安心です。

4. ケージ・待機スペース
- 犬種ごとに分けられる広さ
- 通気性が良い
- 清掃・消毒しやすい素材
- 施術前後の待機にも安心できる配置
ポイント:待機中の犬同士が見えすぎるとストレスになる場合があるため、パーテーションや配置を工夫しましょう。

5. その他必須設備
- タオルウォーマー(清潔なタオルを常備)
- 消毒・洗浄器具(安全管理に必須)
- レジ・予約システム(顧客管理の効率化)
- 掃除機や業務用ドライバキューム(毛の処理に便利)
個々では少額でも、まとめて購入すると結構な金額に。早めに確認しておきましょう。

内装デザインのポイントチェックリスト
1. レイアウト・動線
- 受付 → 待機スペース → トリミング室 → 仕上げ → 引き渡しがスムーズ
- 犬の移動が安全(段差・滑りにくさを考慮)
- スタッフ同士の動線も重ならない

2. 床材・壁材
- 耐水性・耐久性がある(毛・水・薬剤に強い)
- 清掃しやすい(拭き取りやすい素材)
- 滑りにくい床材(犬の関節保護のため)
おすすめ素材:クッションフロア・ノンスリップ加工フロア・防水パネル壁材

3. 照明・カラー
- 明るく自然光に近い照明
- 犬の毛色が見やすい色温度
- 清潔感と安心感を与えるカラー(白・ナチュラルウッド・淡いグリーンなど)

4. 衛生管理
- 換気設備が十分にある
- 消毒しやすい素材を採用
- ニオイ対策(換気扇・空気清浄機の設置)

5. ブランドイメージの反映
コンセプトに合わせた世界観からイメージを膨らませましょう。
インスタグラムやピンタレストから参考写真を探すのも良いですね。

番外編. 設備・内装を考えるときの注意点
開業時に多い失敗は「契約してから希望の設備が入らないことに気づく」ケース。
物件探しの段階から施工会社に相談しておくと安心です。

まとめ
トリミングサロンを開業するには、設備の選定と内装デザインの工夫が成功のカギです。
安全で快適な空間をつくることは、犬にとっても飼い主様にとっても大きな安心につながります。

しかし、物件の条件や予算の制約もあるため、自己判断だけで進めるのはリスクが大きいもの。
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